指定野菜ブロッコリーに注目 サラダクラブが「パクベジ」戦略を発表 (2/4ページ)
同社は「パクベジ」を通じて日本の農家を応援するため、契約栽培を基本とした国産原料にこだわり、4月から「指定野菜」(農林水産省が特に重要と定め、安定した生産と供給が必要とされる野菜)となるブロッコリーの新たな需要を創出する。
野菜を食べて健康になってもらうために、手軽に、そして究極のタイパ(タイムパフォーマンス)商品を提供し、不足しがちな野菜摂取をサポートする。
また、地球環境に優しい会社を目指すために、パッケージサラダの特徴である「芯」などの生ゴミが出ない点や、鮮度保持技術により廃棄ロスが少ない点を活かす。今後は芯の活用も検討し、サステナブルな活動も進めていきたいとしている。
新谷氏は、「パクベジ」開発の背景として、「野菜を摂取したい」という健康志向の流れと、現代の社会的課題があると指摘。データを提示し、日本人の野菜摂取量が年々減少傾向にある一方で、共働き世帯は急増し、売れているカテゴリーは「即食」と「惣菜」に移行している点を挙げた。
野菜摂取量不足の解決、タイパ重視に見合う商品として、第一弾にブロッコリーを選んだと説明。4月1日、ブロッコリーは52年ぶりに15品目目の「指定野菜」に格上げされる。
指定野菜への追加は、国を挙げた安定供給と消費拡大の表れであると述べ、この歴史的転換点において国産ブロッコリーの消費を牽引し、日本の生産者を後押しすることが同社の使命であると伝えた。
さらに、現状のブロッコリー市場について、簡便化の波を受け、冷凍ブロッコリー市場が急拡大し、枝豆やポテトを超えて冷凍野菜1位になったことに触れた。しかし、冷凍ブロッコリーの多くは、中国、エクアドルといった輸入品に頼っている状況がある。