『豊臣兄弟!』聖地巡り:豊臣秀長の城下町・大和郡山へ!郡山城の鎮守社「源九郎稲荷神社」「郡山八幡神社」と「洞泉寺」を訪ねる (6/8ページ)
二人はさっそく石を起こすと、それは地蔵尊であることが分かり、急ぎ洞泉寺に移します。それが境内に祀られる垢かき地蔵で、垢かき風呂(石風呂)も同時に移されたと伝わります。そしてこの地蔵こそ、光明皇后ゆかりのものであったとされるのです。
郡山城の守護神、源九郎稲荷神社「洞泉寺」に隣接する「源九郎稲荷神社」は、『義経千本桜』に登場する源九郎狐を祀る神社です。
源九郎狐とは、源義経が頼朝の追っ手から逃れ吉野山に落ちのびたとき、家臣の佐藤忠信に化けて義経と静を守り通す白狐のことで、義経が感謝の意を込めて自分の別名である源九郎の名を賜ったとか。
その白虎が、洞泉寺の宝誉上人の夢枕に現れ、自分が郡山城の守護神になると告げ、それを聞いた秀長が鎮守として城内に祀ったとされます。その後、江戸時代中期の1719年(享保4年)になり、現在地に遷座しました。
源九郎狐は、北向きの本殿にお稲荷さんとして広く信仰される宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)とともに、源九郎稲荷大明神として祀られています。