【豊臣兄弟!】“信じる”が貫いた神演出…闇落ち寸前の信長を救った藤吉郎、第14話を考察 (2/7ページ)
娘をあやしながら心配そうな表情を浮かべるお市(NHK「豊臣兄弟!」公式サイトより)
「裏切り」を信じることができなかった信長謀反の知らせを、「ありえん、朝倉の流した偽りじゃ」と一蹴する信長に、「小谷城では皆が戦の準備をしている」と、かぶせる柴田勝家(山口馬木也)。
けれど、「それはおそらく、我らに加勢するためであろう。ふっ、長政め、あれほど動くなと申したのに」という信長が切な過ぎました。
「俺のために動こうとしている。しょうがないやつだなあ」と、自分自身にそう信じ込ませようとしているようで。
実際、『信長公記』によると長政の離反を聞いたとき、信長はすぐには信じなかったといいます。
「然れども、浅井は歴然御縁者たるの上、あまつさえ江北一円に仰つけらるるの間、不足これあるべからざるの条、虚説たるべき」
(とはいっても、浅井は歴然たる御縁者である上に、さらには江北一円を任せられているのだから、不足するところなどあるはずがない。謀反などこの話は嘘に違いない。)
といったところでしょうか。