【豊臣兄弟!】“信じる”が貫いた神演出…闇落ち寸前の信長を救った藤吉郎、第14話を考察 (3/7ページ)
また、『毛利家文書』(毛利家に伝来した古文書・系図類の総称)にも、「信長は、長政を非常に信頼していたために謀反の一報を聞いたときに「虚報」だと疑った」……とあるそうです。
『信長公記』に関しては、「信憑性がある」説と「信長を持ち上げているだけの創作物」説がありますが、この大河ドラマでは、「裏切りの知らせなど、到底信じることはできなかった」信長が描かれています。
※左ページ「江北の浅井備前守長政が掌を返し、敵方についたという報であった。信長公ははじめこの情報を信じなかった。浅井は歴とした織田家の縁者であり」の部分
『信長公記』巻三(加賀市立中央図書館所蔵) 出典: 国書データベース,https://doi.org/10.20730/100108970
お市の「手紙」が「小豆袋」へとつながる展開長政の謀反の知らせを信じようとしない信長に、勝家が差し出したのがあの「お市からの両方の口を紐で縛った小豆袋」でした。
「みよ、まことに浅井が寝返ったなら、このように気が利いたものを送ってくるはずはない」という信長。
けれども、竹中半兵衛に「それは我らのことでは。両方の口を縛ってあるのは『袋のネズミ』だと」といわれ、藤吉郎に「お市さまのせいいっぱいの知らせでは」といわれ、カッとなり「こじつけじゃ!」と袋を握りしめて破り捨てます。