『豊臣兄弟!』朝倉義景(鶴見辰吾)は本当に愚将だったのか?上洛しなかった“意外に堅実”な理由 (5/6ページ)
わざわざリスクをとって上洛などせずとも、充分豊かに暮らせたのです。
終わりに
鶴見辰吾演じる朝倉義景。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」公式サイトより。🄫NHK
胡散臭い義昭を軽々に担がなかった 北に加賀一向一揆の脅威があった そもそも一乗谷が豊かで、リスクをおかす必要がなかったこうした理由から上洛をためらった義景は、極めて現実的な判断を下したと言えるでしょう。
浮ついた野望に踊らされず、地に足をつけた冷静な視点を持っていたとも言えます。
※それが往々にして腰抜け扱いされてしまうことも少なくありませんが……。
しかしそんな義景の常識を覆したのが、信長の存在でした。
そこまで見通せなかったから愚将だと断じるのは、結果を知っているがゆえの傲慢ではないでしょうか。
恐らくNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」ではひたすら愚将・凡将として描かれるものと思われますが、義景の意外な一面も知ってもらえたらと思います。