朝ドラ「風、薫る」看護の道を模索し、海を渡った女性…玉田多江(生田絵梨花)のモデル・桜川里以の生涯 (4/5ページ)
里以はそのときも彼女のそばにいたと思われます。
失意の中、里以は新たな場所を求めてハワイに渡航。ホノルルで働いていた婚約者である医師と結婚しました。
里以は公私共に夫と過ごし、自身は日本人病院で看護婦長を務めていたといいます。二人の間には娘も生まれ、幸せな時間が訪れていました。
しかし夫が病を得ると、一家は日本へ帰国。やがて夫も世を去ってしまいます。
里以は派出看護婦としてその後も活動。その後、没年こそ明らかではありませんが、世を去ったと思われます。
大関和や鈴木雅がトレインドナースの代表として語られながらも、同期である桜川里以も、民間で大いに活躍してその功績と足跡を残していました。
彼女も日本の近代看護の発展に尽力した一人であった。それは確かなことです。