小林製薬紅麹事件研究解説 厚労省が公文書で自らの公表行為を否定した─ 「プベルル酸を公表した事実はない」は、全国紙・NHKが報じた事実と真っ向から矛盾する ─ (2/5ページ)
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この回答の論理構造は「公表した事実がないから文書が存在しない」というものである。すなわち厚労省は、「プベルル酸を原因物質として公表した」という事実そのものを否定している。
2 公知の事実との矛盾——主要メディアが一斉報道した3回の公表
厚労省が「公表した事実はない」と述べた一方で、以下の公表が実際に行われており、いずれも現在もネット上で確認できる。
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特に2024年9月18日の発表は、厚労省とNIHSが「これ以上検証を行う予定はない」と明言した上での最終的な結論発表であり、「紅麹事件=プベルル酸」という社会的認識はこの発表によって固定された。これは現在もNHKや全国紙のウェブサイトで確認できる公知の事実である。