小林製薬紅麹事件「青かびが工場に混入した」という説の矛盾を検証する(前編)─ プベルル酸でないとすれば、青カビ汚染説はさらに崩れる ─ (2/7ページ)

バリュープレス




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 この説明を根拠付ける科学論文が、NIHS吉成知也氏ら(全員NIHS所属)による吉成文献である。同文献は厚労省の研究助成(JPMH22KA2001)を受け、2025年に日本学士院紀要に掲載された。


2 矛盾①:青カビは「水分豊富な果実」に生えるカビである
 吉成文献のDiscussion(考察)は、P. adametzioidesを「果実腐敗を引き起こす環境真菌(an environmental fungus that causes fruit rot)」と明記している。すなわちこの菌は、果物など水分含量が極めて高い環境を好む。
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