福利厚生は“導入”より“利用率”の時代へ!44.8%の職場が健康支援未整備、働き手は“続けられる仕組み”に関心 (3/4ページ)

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健康経営に詳しい社会保険労務士 田邊良学氏は、

制度は導入するだけでは機能しません。「認知・利用・継続」という一連のプロセスを前提とした設計が求められます。その点で、過半数が関心を示した「歩数に応じたポイント付与」や「自動記録」は、日常生活の延長で行動を促す有効な仕組みです。これは行動経済学のナッジ理論(自然な後押し)の考え方に通じ、個人の意志力に依存することなく、自然と行動が定着する環境を創出します。現場の実効性を追求した「デジタルの仕組み」は、従来の健康経営が抱えてきた形骸化という課題を打破し、組織の行動変容を促す実践的な解決策となるでしょう。
健康支援は福利厚生にとどまらず、労働契約法第5条に基づく安全配慮義務の履行であり、エンゲージメント向上や離職防止、生産性向上に直結する重要な人的資本への投資となります。今後は「制度の有無」ではなく、「行動変容につながるか」という実効性が問われる時代になります。
「なぜ取り組むのか」を共有し、「安心して使える」「無理なく続く」仕組みを日常に組み込むこと。さらに、会社のパーパスと従業員のウェルビーイングを重ねることが、これからの健康経営の成果創出を加速させる、実効性の高いアプローチといえるでしょう。(一部抜粋)

https://www.calorie-perks.com/lp/news/507/

と指摘します。

福利厚生は「あるか」ではなく「使われるか」へ

近年は健康経営優良法人認定などを背景に、健康支援制度を導入する企業は増えています。

しかし、“制度を導入しただけ”では、従業員の行動変容につながりにくいという課題も見え始めています。

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