豊かな日常につながる知恵を、旅先で育む。沖縄・久米島でのウェルネスプログラム第1弾「久米島で学ぶ、“食で自分を整える”琉球薬膳3日間」を提供開始 (2/7ページ)
睡眠改善を目的とした「スリープケーション」、遺伝子解析や血液分析を活用したロンジェビティプログラム、マインドフルネスやデジタルデトックスなど、世界のラグジュアリーホテルやリゾートは新たなウェルネス戦略を競うように展開しています。
しかし、私たちはひとつの疑問を持ちました。
世界がブルーゾーンとして注目した沖縄の長寿者たちは、果たして最先端の医療やテクノロジーによって長寿だったのでしょうか。もしそうではないとしたら、その人たちは何によって健康で豊かな人生を送っていたのでしょうか。
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■世界が注目した沖縄の長寿者たちは、テクノロジーのない時代を生きていた
一般的に「沖縄=長寿県」というイメージが広く定着したのは、1970年代後半から2000年代初頭にかけてでした。
長年にわたり平均寿命ランキングの上位を維持し、1995年には沖縄県が「世界長寿地域宣言」を行うなど、国内外から健康長寿地域として注目を集めました。
一方で、その後は食生活やライフスタイルの変化などにより、平均寿命の順位は低下しています。
しかし興味深いのは、世界がブルーゾーンとして注目した長寿者たちの多くが、戦前から戦後を生き抜いた世代だったということです。
彼らは遺伝子検査も、健康管理アプリも、サプリメントも持っていませんでした。
それでも、
・風土に根ざした食材を取り入れる食文化
・腹八分目の習慣
・畑仕事や徒歩中心の暮らし
・模合(もあい)やゆいまーるに代表される共同体文化
・生きがいや役割を持ち続ける人生観
を当たり前のように実践していました。