「レシピである必要はなくて」料理家・長谷川あかりさんが考える、たんぱく質との心地よい付き合い方。 (2/4ページ)

東京バーゲンマニア

栄養素を考えるとき、一歩踏み出すところのハードルの高さがあるというのは、0か100かしか選択肢がないから。いきなり100にジャンプアップするのは無理なので、g(グラム)はもちろん重要ではあるけれど、食生活全体で見るとさして重要ではなくて。まずは、意識的に選択ができるということが大事だと思います。

もう少し身近なところだと、肌の土台を作ることもたんぱく質が大事になってきます。化粧水や乳液の延長線上だと思って、まずは1本豆乳を飲む、みたいな。課題が身近にあると、「やんなきゃ!」となると思うので。

自分を労わりゆっくり歩みを進める意識だけではなく、慣れ親しんだ食生活にプラスアルファする食事の方法も長谷川さん流。今すぐ実践できる、こんな身近な例を出してくれました。

コンビニのおにぎりを食べちゃっても、それはそのままで良くて。ただ、たんぱく質や食物繊維が足りていないから、一緒に豆乳を買ったり、ゴボウサラダのような商品を1個買ったり。コストが気になる場合は、きゅうりをかじる、もずく酢を飲む、そのくらいのことで本当はいいはず。

仕事に家事に育児に、日々忙しくしている大人たちは、マインド面でももう少し肩の力を抜いて考えても良いのかも......? すると長谷川さんから、きっと多くの人の心を軽くする、驚きの考え方を教えてくれました。

レシピを出す人間として言ってはいけないことかもしれないけれど、レシピを求めすぎだと思うんですよね。必ずしも食べ物ってレシピである必要はなくて、もっと食材ごとに考えると栄養素の見え方がもっと楽になるというか。豆乳を飲む=植物性タンパク質、豆腐を食べる=植物性タンパク質、キウイを食べる=ビタミンCなど、食材ごとに食べている栄養素をなんとなく頭に入れていて。

サプリメントを飲むような感覚でルーティン化して、なるべく多くの食材を食べるようにしています

そんな長谷川さんは、週3回は納豆、週2回は切り干し大根を食べ、何かしらの生野菜を毎日かじるといった、食のルーティンがあるそう。

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