「レシピである必要はなくて」料理家・長谷川あかりさんが考える、たんぱく質との心地よい付き合い方。 (3/4ページ)
「ザクっとした料理未満の食材の摂取の仕方も、別に悪いことではない。むしろポジティブに、楽になれると思います」とも話しています。
豆の旨みを凝縮した食べ物だと思って......長谷川さんが提案するレシピの数々は、意外な食材の組み合わせなのに、本格さと温かみを両立した味わいが楽しめることも魅力の一つ。
豆乳とこの掛け合わせは間違いなく美味しい、その食材は「発酵食品」だといいます。
味噌、チーズ、お醤油。納豆も大豆製品なので、より相性が良いです。例えば、お味噌をお湯で溶いてひきわり納豆を入れた"冷たい味噌納豆スープ"にしても美味しいと思います。
発酵食品全般でも、乳酸発酵系は酸が入っているので、高菜漬けや黒酢、ごま油などを入れて、"どことなく台湾っぽい香りのする何か"とか......。
火を入れた後の食感や香りなどから、豆乳に苦手意識がある人もいるのではないでしょうか。そんな人々を独自の視点で分析し、思わずハッとするようなアドバイスもいただきました......!
「豆乳が苦手だなぁ」と思う方って2つあって。1つは、シンプルに味がダメで、それはしょうがない。あと1つは、たぶん、無調整豆乳に対する「あんなに大豆の味がすると思っていなかった......」というギャップ。調製豆乳や牛乳のイメージがあるから、まろやかな甘みのある飲みやすいドリンクだと思って口にすると、びっくりすると思うんです。豆乳は飲むものだけど、豆の旨みを凝縮した食べ物だと思って一度味わってみると、"豆の旨み"を感じて「むしろ美味しい!」となるかもしれません。
塩を少し入れて飲むだけでもすごく美味しいですし、だし醤油を入れると即席スープにもなります。出汁のように味わってください。
最後に、日々料理と向き合い、レシピを開発する長谷川さんにとって、豆乳とはどのような存在なのでしょうか。
本当にお守りみたいな存在。