支援が届きにくい子どもと家族をどう支えるか、那須の「こどもホスピス」が挑む制度の狭間 (2/4ページ)
那須にある「こどものホスピス」は何を担う施設なのか

〈「めざましごはんキャンペーン」と「早寝早起き朝ごはん全国協議会」ののぼり旗を目印に、毎日朝ごはんを提供している様子〉
〈那須塩原市教育委員会や近隣の小中高校関係者を対象に実施した試食会の様子〉
那須こどもホスピスプロジェクトが対象とするのは、生命を脅かす病気(“Life-threatening Condition”)を抱え、日常的に医療的なケアが必要なこども達、小児がんや白血病など様々な難病を抱えるこども達(小児慢性特定疾病)を主に、いじめ・虐待・ネグレクト、不登校・ひきこもり、ケアラー、発達症、依存症など、日常的な生きづらさや生活に困難を抱えるこども達とそのご家族が対象である。
同法人では本年4月より、新たに「毎日こども朝ごはん食堂」「(日中の)居場所カフェ」「(夜の)zoom de おはなし会」の活動を開始。廣田氏によると、制度の対象になるかどうかだけでなく、困っている人が「いつもそこにある安心感」があり、コンビニのように気軽に安心して頼れる「ホスピタリティのある場所こそがホスピスの役割り」であり、そのような困難を抱えるこども達が安心して息抜きできる場所こそが「こども達に必要な地域型のホスピス」と考え、重視しているという。

〈「めざましごはんキャンペーン」と「早寝早起き朝ごはん全国協議会」ののぼり旗を目印に、毎日朝ごはんを提供している様子〉
〈那須塩原市教育委員会や近隣の小中高校関係者を対象に実施した試食会の様子〉
那須エリアで展開するこどもホスピスは、終末期支援を意味するものではない。