『豊臣兄弟!』本能寺の変は「怨恨」だけではない!明智光秀(要潤)を極限まで追い込んだ信長政権の現実 (4/10ページ)
元親と光秀。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」公式サイトより。🄫NHK
ただ、筆者が前稿(「本能寺の変は“老い”が引き金だった?明智光秀を謀反へ追い込んだ「残り時間」という恐怖」)で述べたように、本能寺の変が起きた1582年(天正10年)の時点では、光秀はどんなに若く見積もっても50代半ばに達していました。
もはや人生の終盤に差し掛かろうという光秀にとっては、将来への不安や焦りがあったのは間違いないでしょう。それは光秀自身だけでなく明智家、すなわち家族や家臣たちの行く末への不安が大きかったのではないかと推測できます。
『豊臣兄弟!』第25回「変事の予兆」では、信長が若き日から織田家を支えてきた宿老の林秀貞(諏訪太朗)、佐久間信盛(菅原大吉)を追放処分に。そして美濃平定に大きな役割を果たした安藤守就(田中哲司)も所領を没収という憂き目にあいました。