『豊臣兄弟!』本能寺の変は「怨恨」だけではない!明智光秀(要潤)を極限まで追い込んだ信長政権の現実 (9/10ページ)
明智光秀。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」公式サイトより。🄫NHK
いかに卓越した能力を持つ光秀とはいえ、これでは心身ともに疲れ果てて当然です。それに加えて、浅井長政(中島歩)、松永久秀(竹中直人)、別所長治(下川恭平)、荒木村重(トータス松本)ら諸将の裏切り、宿老たちの粛清。そのような要素が複雑に重なり合い、「本能寺の変」へと動いていった可能性は十分に考えられるでしょう。
しかし卓越した能力をもつ光秀が、それだけで織田信長を討つという決断に至ったとは考えにくいのも事実です。
本稿の続きとして、長宗我部元親への対応をめぐる問題や武田勝頼との関係、さらに家康共謀説など、近年も議論が続く諸説を交えながら、「本能寺の変」のもう一つの側面に迫ります。