【豊臣兄弟!】「私を殺してみよ」女武将・お市の凄絶な覚悟と秀吉の決別…あまりに切ない悲劇の始まり (4/10ページ)

Japaaan

(NHK「豊臣兄弟!」公式サイトより)

絆を断ち切り天下取りに邁進する秀吉の覚悟

よくある「お市は秀吉を嫌っていた」「秀吉はお市に横恋慕していた」という話は、当時の一次史料にはみられないそうです。秀吉=女好きという逸話から、そのような話が誕生したのでしょうか。

実際、ルイス・フロイスの記録では「極度に淫蕩で、悪徳に汚れ、獣欲に耽溺していた」ほど女好きだったと伝わる秀吉。(彼は宣教師なので秀吉の色欲はかなり厳しい目で見ていたといわれていますが)

けれども女狂いがひどくなったのは50歳を過ぎた頃らしいので、お市が命を絶ったあとのことでしょう。

そんな秀吉が「“美しいお市”を自分のものにしたくて勝家と争った」ストーリーは、『祖父物語』に描かれていますが、これは後世の創作によるものと考えられているようです。

ドラマでは、お市と勝家の婚礼に驚いた蜂須賀正勝(高橋努)に「がっかりしてはおらんのか?」と言われて、「なんでわしががっかりするんじゃ!」と真顔で返していた秀吉。「豊臣兄弟!」では、「お市に横恋慕はしていない秀吉」が描かれてましたね。

けれど、「お似合いとはいえんが…」と何気にディスってた(勝家を)のはおもしろかったです。

裏切りをものともしなければ新しい世は作れない

天下の覇権へ向けて動き出した秀吉。

けれど、野望をお市に見破られたうえ、清洲会議での出し抜き行為で、すっかり丹羽長秀池田恒興(堀井新太)・柴田勝家らの怒りを買うことに。

以前は味方だった仲間が次々と秀吉包囲網を形成していきました。

危機感を覚えた小一郎は、自分に相談せず陰で策を弄したことを秀吉に正すと、「お前に言うと止められる」言いつつ、「それでは何も変わらぬからのう…」と呟く秀吉の口元だけのクローズアップが怖かったですね。

「【豊臣兄弟!】「私を殺してみよ」女武将・お市の凄絶な覚悟と秀吉の決別…あまりに切ない悲劇の始まり」のページです。デイリーニュースオンラインは、お市豊臣兄弟!豊臣秀長戦国時代豊臣秀吉カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る