【豊臣兄弟!】「私を殺してみよ」女武将・お市の凄絶な覚悟と秀吉の決別…あまりに切ない悲劇の始まり (8/10ページ)

Japaaan

信長が死に無様に見える織田家を守るというお市。「面目を守る」という薄いものではなく「誇りじゃ。」と覚悟を伝えます。

新しい世を作るなら今の織田家は滅ぼすしかない、それを秀吉は分かっているのだという言葉に、宿老よりも弟の小一郎よりもお市が一番秀吉のことを理解していました。

刀を目の前に置き「私を殺してみよ。織田家を滅ぼすとはそういうことじゃ」と言い、兄の志は私が継ぐと宣言。

「お前らに織田は渡さぬ」と言いつつも、「そなたらを止めることが今一度生きる力となった。」と礼を言うお市の瞳が涙で覆われていたのが辛かった。

「かならずやまた参りまする」と言う小一郎に「しぶとい猿じゃな」と返したお市。再び会える日は訪れるのでしょうか。

史実では、この数ヶ月後、勝家が豪雪で動けなくなる冬、秀吉は織田信孝のこもる岐阜城を攻略、そして雪解けと共に、秀吉と勝家の本格的な戦いの幕開けとなっていきます。

お市も勝家も秀吉も、すでに戦いは避けられないことを予想して覚悟を決めているはず。

覚悟が決まっていないのは「血筋や誇りなど『命』と比べたら…」と思っている小一郎だけ。この後、どのような覚悟を決めていくのでしょうか。

小一郎に「今までのような関係ではいられない」ことを諭すように教えるお市。

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