復元ではなく"推定"で補う。高精度DSPで設計したiPhone向け高音質音楽プレイヤー「Aurescale」をApp Storeでリリース (3/5ページ)
コーデックは拡張子ではなく音声ストリームの形式IDで判別
高域の推定補完:カットオフ自動検出、推定量・倍音の調整、「原音」モードとのワンタップ比較
10バンド高精度パラメトリックEQ:各バンドの中心周波数20Hz〜20kHz、ゲイン±12dB、Q 0.3〜8を調整。実際のフィルタ応答を合成した周波数特性グラフ、プリアンプ、バンドの重なりを考慮した自動ヘッドルーム、プリセットとマイ設定の保存。再生を止めずに滑らかに反映
高音質化ファイルの書き出し:WAV(16bit/24bit/32bit float)、AIFF(16bit/24bit)。サンプルレートは自動/44.1/48/88.2/96/176.4/192kHz。ファイルアプリに保存し、共有シートで他アプリへ渡せます。モノラル音源はモノラルのまま出力
ライブラリとプレイリスト:ファイル選択やFinderのファイル共有から追加、プレイリストの作成・並べ替え・シャッフル、バックグラウンド再生、ロック画面操作
端末内処理:再生・解析・EQ・書き出しは端末内で完結。音源をサーバーへアップロードせず、アプリ独自のアカウント登録も不要
広告:自社アプリの広告のみを表示し、外部広告ネットワークは使用しません。買い切りのアプリ内購入で非表示にできます
高域補完の仕組み(技術解説)
再生チェーンは「デコード → 高精度サンプルレート変換 → スペクトル補完+倍音生成 → EQ → ピーク保護 → 出力」の順です。補完処理はサンプルレート変換の後段で動作するため、生成帯域を再生側のナイキスト周波数まで広げられます。
補完は残差再構成(y = x + m·r)として実装しています。検出したカットオフ周波数の直下1オクターブをスペクトル上で平行移動してコピーし、測定したスペクトル傾斜に安全側のチルトを加えて包絡を外挿、信頼度マスクでブレンドします。倍音生成は、非線形波形整形による整数倍音(2f・3f、位相同期)と、リングモジュレーションによる非整数倍音から選択できます。ステレオリンクしたピーク保護により、補完やEQブースト時のクリップを防ぎます。
これらは決定論的なヒューリスティック処理であり、機械学習モデルは搭載していません。