相手の反応に応じて技を変える―フルコンタクト合気道覇天会が「流転」を重視した組手強化練習を実施、25年以上にわたり組手を実践してきた藤崎天敬師範が直接指導 (4/5ページ)
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藤崎天敬師範コメント
藤崎天敬師範は、今回の練習について次のようにコメントしています。
「覇天会の『流転』では、合気道の主要な技術である立ち関節技が中心的な役割を担います。ただし、メインとなる技術が立ち関節技であることと、流転が必ず立ち関節技でなければならないということは違います。
実際の攻防では状況は常に変化します。立ち関節技だけに固執せず、当身との連携や投げ技、抑え技への変化も含め、その状況に適した技術を選択することが大切です。
また、護身術では、相手を制することや技を決めることだけが目的ではありません。危険を避けること、安全な距離を確保すること、必要に応じて技術を用いること、その場から離脱すること、周囲の人に助けを求めることなど、さまざまな選択肢があります。一つの方法だけに視野を狭めず、その場の状況に応じて、自分自身の安全を確保するために何をすべきかを幅広く考えてほしいと思います。
覇天会が目指しているのは、ただ強ければよいという合気道ではありません。実際の攻防に対応できる力を身につけるとともに、相手を思いやることも大切にしています。
一つの技にこだわらず、状況に応じて変化できる「流転」を身につけながら、必要以上に相手を傷つけることなく制御すること(掌握)も身につけてほしいと思います。」
伝統当身、現代的な捌き、流転、そして乱取りへ
今回の練習では、「伝統当身七本の型」と現代的な打撃への「捌きの型」を連動させ、合気道当身のミット打ち、打撃の捌きから投げ技への展開、相手の反応を判断する返し技、抑え技における「流転」の初歩へと段階的に進み、最後に乱取りを実施しました。