【豊臣兄弟!】最期は耳と鼻を削がれ…秀吉に3度も逆らった茶人・山上宗二の壮絶な生涯をたどる (1/3ページ)
大河ドラマ「豊臣兄弟!」、羽柴秀吉(池松壮亮)はいよいよ関白となり、わしに逆らえる者は誰もいないと豪語していました。しかしそんな秀吉に三度も逆らった男がいたそうです。
男の名は山上宗二(やまのうえ そうじ)。果たしてどんな人物だったのでしょうか。
秀吉を激怒させる(1度目)
山上宗二は天文13年(1544年)に誕生し、堺の地で豪商として活躍しました。
本姓は石川、屋号は薩摩屋(さつまや)。また茶人としても活動しており、瓢庵(ひょうあん/ふくべあん)と号しています。
茶の湯においては千宗易(吉岡秀隆)に師事、20年以上の修行を積みました。一説には織田信長(小栗旬)の茶匠として仕え、信長の死後は秀吉に仕えたそうです。
瓢箪(ひょうたん/ふくべ)のようにとらえどころがなく、飄々とした振る舞いで、正しいと思えば空気を読まずにズバズバ言ってしまう性格でした。
そんな宗二の舌鋒は秀吉相手でも忖度なしだったため、天正12年(1584年)に秀吉を激怒させてしまいます。
追放された宗二は、前田利家(大東駿介)にスカウトされて仕えました。性格はともかく、茶匠としての力量は確かだったのでしょう。