朝ドラ『ブラッサム』秘書・藤川優子(松たか子)のモデルは?宇野千代を長年支えた「あっちゃん」との深い絆 (2/7ページ)
葉野珠(加賀まりこ)と秘書の藤川優子(松たか子)(NHK朝ドラ「ブラッサム」公式「X」より)
「毎日書く」を大切にする珠を見守る優子珠の秘書・藤川優子は、NHK公式によると
葉野珠の秘書。公私にわたり生活を共にし、彼女を支え続ける。
とあります。
故郷・岩国に帰省する飛行機の時間が迫っていることも忘れて、執筆に没頭する珠の背中を見つめながら「どうしても、書かずにおれないんですね」と声をかけます。
「毎日書く。それが大事」と答える珠。
これほどの著名な大作家でも、基本的なことを丁寧に行なっているのだな……と、文章を書くことを生業とする人間には、ぐさりと刺さる言葉でした。
これは実際に、宇野千代の考えでもあったようです。
誰でも机の前に座る。書こうと思うときだけに坐るのではなく、書こうとは思ってもいないときでも坐る。この机の前に坐ると言うことが、小説を書くことの基本です。(引用:『九十歳、イキのいい毎日』「小説は誰にでも書ける」より)
「毎日、コツコツ座って続ける」これはなかなか難しい。けれど、やってみるか!と、励まされる言葉でもありますね。
そんな珠の背中を見つめる、優子の眼差しが暖かい。