『豊臣兄弟!』秀長の長女・末(池端杏慈)と結婚するも17歳で急死…秀長の後継者・羽柴秀保の生涯【後編】 (4/5ページ)
この時は秀保のほか徳川家康・前田利家(大東駿介)・織田秀信(信長嫡孫)・小早川秀秋(こばやかわ ひであき)・上杉景勝(謙信養子)らが同室していたそうです。
このまま朝鮮征伐を継続すべきかどうか、重要な場面に立ち会った16歳少年の胸中はどのようなものだったのでしょうか。
豊臣政権の一門を担う重責に耐えかねたためか、秀保は翌文禄4年(1595年)4月16日に急死してしまいました。享年17歳。
秀吉は少なからず動揺したでしょう。しかし豊臣政権に与える影響を最小限に抑えるため、あえて悼む態度は示さず、葬儀も隠密裏に執り行ったそうです。
戒名は瑞光院花嶽妙喜(ずいこういん かがくみょうき)または瑞光院華嶽春英(かがくしゅんえい)、墓所は善正寺(京都市左京区)にあり、後に大納言を追贈されました。
終わりに今回は羽柴秀長の後継者・羽柴秀保についてその生涯をたどってきましたが、いかがだったでしょうか。
秀保には男児がおらず、そのまま大和大納言家(秀長の家系)は断絶してしまいました。
一説には秀次の息子から養子を出す計画もあったそうですが、秀次事件によってそれも潰えてしまいます。
果たして大河ドラマ「豊臣兄弟!」では、秀保はどのように登場・活躍するのでしょうか。秀長の後継者だから、出ないことはないと思いますが……今後の展開が気になるところです。