自転車の「ついやってしまう」が事故につながる?高校生と考える交通安全教室 (2/4ページ)
2026年4月から自転車にも青切符が適用!知っておきたいルールと責任
続いて井澤さんが解説したのは、自転車に関わる法改正について。2026年4月1日から、16歳以上の自転車の運転者にも、いわゆる「青切符」の制度が適用されています。一定の交通違反について、反則金を納付することで刑事手続きに移行せず処理できる制度です。
井澤さんによると、青切符の導入によって、自転車の交通ルールそのものが大きく変わったわけではないそう。自転車は道路交通法上の「軽車両」であり、以前から車両として守るべきルールがあります。
教室では、車道の左側通行を原則とすること、交差点で信号と一時停止を守ること、夜間のライト点灯、飲酒運転の禁止、ヘルメットの着用を確認。歩道を通れる場合でも、歩行者優先で徐行する必要があります。
さらに配布された「知って防ぐ交通事故 自転車の事故未然防止ガイド」を使い、「一時不停止」「逆走」「傘差し運転」「並進」「イヤホン着用」「ながらスマホ運転」の6つの違反行為を学びました。
イヤホンは、周囲の音が聞こえない状態で運転することが問題に。友達と横に並んで走ったり、スマホの画面を確認したりと、日常でついやってしまいそうな行動にも注意が必要です。
紹介された6つの違反のうち、反則金が最も高額なのは「ながらスマホ運転」の12,000円。
井澤さんは、その金額について、
「これだけ取られるからやめよう、ということじゃなくて、それだけ危ないから高い金額なんだと思ってもらえるといい」
と説明。
スマホに気を取られると前方への注意がそれ、歩行者や車への気づきが遅れるおそれがあります。
金額だけを見るのではなく、その行動が事故につながる危険性を理解することが大切ですね。