自転車の「ついやってしまう」が事故につながる?高校生と考える交通安全教室 (3/4ページ)
また、井澤さんは、自転車で事故を起こした場合に問われる「4つの責任」も解説。刑事上の責任、損害賠償などの民事上の責任、被害者への謝罪やお見舞いといった道義的な責任、そして行政上の責任があります。自転車での危険な運転が、自動車の運転免許に影響する場合もあるそうです。
三井住友海上の担当者からは、自転車が歩道で歩行者と正面衝突し、相手が亡くなった事例も紹介されました。説明によると、賠償額は3,000万~4,000万円に。被害者の年齢などによっては、さらに高額になることもあるといいます。
「自転車を運転することは、被害者になり得ると同時に、加害者になるリスクも伴います」
という言葉に、手軽な乗り物でも、事故を起こしたときの責任は決して軽くないことを考えさせられます。
高校生がシミュレーターで体験!学校周辺の危険を考えるワークショップも
ルールを学んだあとは、代表の生徒3人がヘルメットをかぶり、自転車シミュレーターに挑戦しました。体験したのは、見通しの悪い交差点、信号のある交差点、駐車車両を避けて進む場面。
一時停止の位置で止まっても周囲が見えない場合は、少しずつ進み、再び止まって安全を確認します。
青信号でも、後方から左折するトラックや、前方から右折してくる車に注意が必要。駐車車両を避けるときも、後続車や対向車だけでなく、突然開くドアなど、さまざまな危険を予測しながら進みました。