売上・規模を追う「膨張」から脱却へ―九州情報大学・井上善海教授が語る、中小企業の「質の成長」 (1/4ページ)

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デフィデ株式会社のプレスリリース画像
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デフィデ株式会社(東京都港区赤坂2-4-6、代表取締役:山本 哲也)は、経営・人事の課題解決に役立つ情報を発信する「JOB Scope」メディアにおいて、九州情報大学 経営情報学部 学部長・教授の井上善海氏へのインタビュー記事を公開しました。自身の会社経営で売上を伸ばしながら倒産を経験した井上氏は、規模拡大だけを追う状態を「成長ではなく膨張」と表現。中堅・中小企業が持続的に発展するには、「量」ではなく「質」を高め、自社に適した規模と仕組みを築くことが重要だと説きます。前編・中編では、現場主義の経営戦略論から、AI・DXを経営へ活かす発想、データを独自の情報へ変える力、人材育成までを掘り下げます。

人手不足、事業承継、DX、AI活用、M&Aなど、中堅・中小企業を取り巻く経営課題は複雑化しています。その一方で、「売上を増やす」「社員数を増やす」「拠点を増やす」といった規模拡大そのものが、必ずしも持続的な成長につながるとは限りません。
井上氏は、大学卒業後に小規模企業を事業承継し、営業力を武器に売上を伸ばしたものの、11年目に倒産した自身の経験を「会社を成長させたのではなく、膨張させてしまった」と振り返ります。その後、中小企業診断士、経営コンサルタント、大学院での研究を経て、実務と理論を往復する「現場主義」の経営戦略論を築いてきました。
今回公開した前編・中編では、その経験を起点に、中小企業が規模だけを追わず、自社に適した経営の仕組みをつくる重要性と、AI・DX時代に情報技術を競争力へ変えるための考え方を紹介します。

■売上が伸びても会社は強くならない――「成長」と「膨張」の違い

井上氏の経営観の原点には、自らの事業失敗があります。経営理論も十分な実務経験もない中、得意だった営業で案件を獲得し、売上を拡大。しかし、その結果を井上氏は「成長」ではなく「膨張」だったと語ります。
企業の持続的な発展には、規模を大きくすることだけではなく、その規模を支えられる組織、経営の仕組み、人材、意思決定のあり方を整えることが必要です。記事では、井上氏自身の失敗と、その後に経営理論を学んだ経験を通じて、実践と理論を結びつける重要性を紐解きます。

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