危険ドラッグ密輸容疑...あのネット有名人はなぜ逮捕されたのか (1/2ページ)

東京ブレイキングニュース

危険ドラッグ密輸容疑...あのネット有名人はなぜ逮捕されたのか
危険ドラッグ密輸容疑...あのネット有名人はなぜ逮捕されたのか

インターネットの歴史に欠かせない人物が指定薬物輸入で逮捕!

 古い知人の吉野健太郎氏が逮捕された。容疑は指定薬物(危険ドラッグの原料・α-phpp)5kgを中国から輸入し、各地の業者に販売したというもの。他にも3名ほど逮捕された人間がいるようだが、どういう素性かといった詳細は不明。

 九州の麻取が動いていたという事については、現在中国ルートで覚せい剤などを輸入する場合、沖縄を経由される事が多いので、そこの網に引っ掛かったのではないかと予想される。

 また薬物にめっぽう強い草下シンヤによると、5kgという単位はあまりにも大きすぎ、下手をすると一発実刑もあり得るとのこと。個人使用であれば懲役1年半の執行猶予3年辺りで済むが、商用と看做された場合は2年の4年、ないしは猶予付かずの可能性まであるという。

 今回逮捕された吉野健太郎という人物がいかなる人間かというと、だいぶ古い話になるが、裏ツールやグレーゾーンソフトの輸入・製造・販売を得意していたプロジーという会社があった。代表はとある物質が検出されてしまったため、メディカルチェックをパスできず宇宙飛行士になり損ねた事で有名な榎本大輔氏。西村博之氏(いわゆるひろゆき)らが在籍していた事でも知られているが、このプロジーがエッヂに吸収合併されて誕生したのが、かのライブドアである。ある意味で日本のネット黎明期の最大の暗部に位置していたと言えるかもしれない。

 このプロジーから独立し、コンセプトエンジンという会社を立ち上げたのが吉野健太郎氏だ。彼は日本のインターネットの歴史に必ず名前が出される人物であり、裏ニュースの中の人だったり、裏ツールシリーズ(書籍)を大ヒットさせたライターだったり、連邦というモンスター個人サイトの管理人だったりする訳だが、個人がネットでビジネス展開する "初めの一歩"を踏んだ男だったと称しても良いだろう。

 彼は自身がモンスターサイトの管理人というだけではなく、仕掛け人や総会屋的な一面も持っていた。ネット上の面白い人材をいち早く拾い上げ、モンスター個人サイト群を形成していたのだが、その中でも特に有名なのは「ちゆ12才」だろう。

「危険ドラッグ密輸容疑...あのネット有名人はなぜ逮捕されたのか」のページです。デイリーニュースオンラインは、逮捕脱法ハーブ密輸容疑危険ドラッグネット有名人社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧