松島みどり「うちわ騒動」から宮沢経産相「SMバー」支払い…安倍内閣のカオス|やまもといちろうコラム
やまもといちろうです。最近は自宅での飲みが格段に増えました。自分のペースで飲めるのがいいですね。
ところで、先日小渕優子女史が週刊新潮のスクープを真正面から喰らい撃沈するというニュースがありました。
小渕優子氏、「経産相辞任」でも残る不安 違法行為であることは明白なだけに・・・・
細かい経緯はかなり報じられていますので、そちらをご覧いただければと思うのですが、以前から在特会がらみの際どいネタを連発していた法相の松島みどり女史も「ついでに」閣僚辞任させられてしまいました。安倍政権内閣改造の目玉のひとつであった女性閣僚の抜擢という意味では、あれはいったい何だったのかと遠い目をしてしまう次第であります。
ところが、小渕女史の閣僚辞任を受けて、3日前に後任で入った宮沢洋一経産相もまた、なんか良く分からないスキャンダルにいきなり見舞われいます。
SMバー……? 金額自体は2万円足らずとたいしたものではないのですが、よりによってSMバー。バー宮沢とか揶揄されるの待ったなしの展開です。国会で「SMバーはどうなったんだ説明しろ」とか野次られてしまうのでありましょうか。
こうなると金額の大小関係なく、事実関係の説明は本人がやらなければならないのでしょうが、そこで絆創膏でも貼って登場したら「やっぱりMだったのか」とか言われかねません。どうしてこう、いまの政治状況というのは下品なのでしょう。
なお、この玉突き劇のきっかけとなった小渕女史の元秘書の方、どうも行方不明になったとかで騒ぎが拡大しています。
小渕氏辞任問題「疑惑のキーマン」町長が失踪騒動 辞表提出後行方わからず (1/2ページ)
ちょっとほとぼりが冷めるまで、どこかで身を寄せているということであれば問題ないのでしょうが、誰しもが「もしかして…」と思ってしまうあたりに政治の怖さ、むつかしさがあるんだなあと思いますね。
著者プロフィール
ブロガー/個人投資家
やまもといちろう
慶應義塾大学卒業。会社経営の傍ら、作家、ブロガーとしても活躍。著書に『ネット右翼の矛盾 憂国が招く「亡国」』(宝島社新書)など多数
公式サイト/やまもといちろうBLOG(ブログ)