知っておきたい、歴史モノやファンタジーをより深く楽しむための豆知識【盾・紋章編】 (1/2ページ)
歴史モノやファンタジーは、当たり前だが昔の時代が舞台、もしくはモチーフとなっている。
そのため、歴史に関する知識があれば、作品をより深く隅々まで楽しめるということでもある。
ということで、そんな「作品を骨までしゃぶりつくすための 豆知識 」を紹介していこう。今回は“盾”と“紋章”についてだ。
■ 盾
盾というのは最も基本的な防具の一つだ。本格的な鎧の装備が一般的になる以前の古代から、兜と並んで広く使われていた。
種類は様々あるが、かなり大雑把にわければ「小型のもの」と「大型のもの」の二つがある。
小型の盾の代表格はバックラーだ。軽量だが面積が小さいため、「敵の攻撃を受ける」というより「当てる」ように扱っていた。

対して大型のものの代表格はスクトゥムやカイトシールドなど。
こうした大型の盾は足元までガードしてくれるものが多く、集団で密集して陣形を作り、盾と盾をみっちり合わせて巨大な防御壁を作ることもままあった。(ファランクス、テストゥドなど)
このような防御壁は、フィクションでたびたび出てくる「警察官がズラッと並んで防弾シールドを構えているもの」と基本的には同じなので、そういったシーンを想像してもらえればわかりやすい。実写映画『300』でも、この防御壁を拝むことができる。
また、盾にはよく紋章が描かれている。