たかじん「殉愛」の疑惑にTVメディアが「口出しできない」ウラ事情

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美談から一転、醜聞に……
美談から一転、醜聞に……

 百田尚樹が故・やしきたかじんの闘病生活を描いた『殉愛』が話題だ。たかじんと妻・さくらさんがFacebookを通じて出会い、結ばれ、闘病生活の果てに迎えた死別を綴ったノンフィクションは、わずか1週間で6万部を超えるベストセラーとなっている。ところがさくらさんに〝重婚疑惑〟が浮上。美談が一転するスキャンダラスの事態となっているわけだが、たかじんの「身内」は未だに静観したまま。聞けば、「人質」を盾にされて、口出しがまったくできない事態に陥っているのだという。

2014年11月17日追記:”殉愛疑惑”に新展開! 最新記事もどうぞ。

たかじん「殉愛」疑惑に新展開、エヴァ主題歌の作詞家も筆跡に疑義

「看板使用料」がさくらさんに振り込まれてる

 関西芸能界のドンであり、歌手でもあったたかじん。

「著書発売のタイミングでは、『金スマ』をはじめ、『Mr.サンデー』『情報ライブ ミヤネ屋』などで特集されました。売れると踏んだのでしょう、出版元も初版25万部と、最近では聞かない異例の部数設定です」(出版関係者)

『殉愛』という漢字が示すように、たかじんが亡くなる直前に結婚したさくらさんがいかに献身的に闘病生活を支えたのか、がメインストーリーとなっている。ところがブログから“足がついた”重婚疑惑によって、その信憑性が今、大きく問われているのだ。

 ただし、そうした内情を最もよく知っているであろう在阪のテレビ関係者の口は重い。それはなぜか。

「百田氏が芸能界のドンと呼ばれる人物を取り込んで『殉愛』の出版にこぎ着けたことは聞いています。内容は妻サイドの一方的な取材だけで書き上げた、偏ったものだと思う。ですが、関西のテレビ業界の人間はおくびにも出しません。理由は、今でもたかじんの冠を使った番組をオンエアしており、その権利をさくらさんが持っているから。看板使用料も、妻が設立した事務所宛に振り込まなければならないんです。生前の映像の使用許諾についても申請が不可欠ですし……。要するにさくらさんには逆らえないんです。『今、ヘタに動いたら番組はおろか、過去素材も全部吹っ飛ぶ』というのが本音ですよ」(在阪テレビ局関係者)

 唯一、反撃があるとすれば、本の中で散々こき下ろされていたたかじんの元事務所スタッフくらいのもの。複数の週刊誌が取材攻勢に出ており、展開次第では真相が明かされるかもしれない。しかし、そんな展開を誰よりも望んでいないのは、天国に行ったやしきたかじんその人ではないだろうか。

(取材・文/DMMニュース編集部)

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