発売されなかった2タイトルの正体。『スーパーマリオ』の裏話 (2/6ページ)

Kotaku


2009年に宮本茂さんはWired.comにこう語っておられます

『マリオ64』では、キャラクターたちの距離によって画面の大きさが大きくなったり小さくなったりするというアイデアを使って実験をしました。マリオとルイージをあの3Dの世界で走らせてみたのです。

この案は結局ハードウェア的な制約により中止になったとのことです。


■トゲゾーこうらの秘密

トゲゾーもゲーム機の制約


宮本さん曰く『マリオ』シリーズの開発にとって「ハードウェアの制約が避けがたい最も大きな要素」だそう。『マリオカート64』でゲームのペースを決めることとなったのは、ニンテンドー64のプロセス性能でした。

そしてそれがトゲゾーこうらの能力にも関わっているのです。『マリオカート64』のディレクターである紺野秀樹さんによれば、元々トゲゾーこうらは先頭を行くプレイヤーを狙い、ゲームのバランスをとるためのアイテムでした。

しかし64のハードウェアは8カート全てを一度にスクリーン上に表示するには問題がありました。トゲゾーこうらが一番先頭のカートをクラッシュさせた後に他の全プレイヤーたちが追い越していくと、その時にラグが発生するのです

このため、トゲゾーこうらはプレイヤーの前を行くカートを全てクラッシュさせることで、全カートが一度に画面内に表示される事態を防ぐようになりました。

マリオカート ダブルダッシュ!!』ではこの制約は存在なくなったため、トゲゾーこうらに羽根がつき、一番先頭を行くカートのみを狙うようになったのです。

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