世紀末に必要な知識? ゾンビ感染の広がりを予想できる方程式 (3/3ページ)

Kotaku

(時間は分で表しています)


思っていたよりも時間がない


例えば、ゾンビとの距離が90メートルで100m2の拡散率だった場合、26分程度で最初のゾンビがあなたに到達してしまうということになります。

これは、数学的に、なぜ私たちがゾンビに立ち向かうのではなく、一目散に逃げるべきなのかということを表しています。

もし、私たちとゾンビの間に二倍の距離があったなら、ゾンビが私たちに到達するのは、おおよそ4倍になるでしょう。しかし、ゾンビの動きを半分に遅らせたいと考えるならば、到達までの時間は2倍しか残りません。


私たちは可能な限りゾンビとの接触を遅らせたいので、倒したり歩みを遅らせることにエネルギーを費やすのではなく、全力で逃げるほうが良いでしょう。兵器やチェーンソーといったものがない限り、頭部を破壊しない限り動きを止めないゾンビを殺すことは非常に困難です。


もちろん、これは一時的なサバイバル法でしかありません。最終的には、どんな場所であれゾンビに囲まれてしまうでしょうし、被害の数も拡大していくと思われます。そうなれば、食料や物資が尽きる前に救助が来ることを只管祈ることくらいしか生きる道は残されていないかもしれません。

ちなみに、ウーリー博士は、ゾンビの襲撃に対して次のようなアドバイスをしています。 「とにかく障害物を沢山置いて、ゾンビの動きをより遅くするのです。」

この表を見る限り、小さい子供連れで視力が落ちつつある訳者の場合、肉眼でゾンビを確認できたときには非常に危険な状況であり、準備をしている時間はほとんど無いに等しく、一目散で逃げたとしても生き残れる確率はほぼゼロということがわかりました。

もしかしたら、ウーリー博士が本当に言いたいところの「準備」とは物質的な準備ではなく、「心の準備」なのかも...?


[via io9

中川真知子

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