安倍晋三VS石破茂VS谷垣禎一「自民党ドロドロ主導権バトル」 (2/5ページ)

日刊大衆



他方面でも苦難の行軍を余儀なくされている。第1次安倍政権(06年9月~07年8月)を投げ出さざるをえなかった持病(潰瘍性大腸炎=難病指定、完治は困難)の悪化説が言われ、あの"政権放り出し惨劇"の二の舞も、とささやかれだしているのだ。
「先の臨時国会では、持病治療に使っている薬の副作用なのか、頻繁にトイレに。体調が良くないみたいで、ちょっとしたことでもイライラしてばかりでした。また、選挙戦当初、某テレビ番組に生出演したときは、"景気が良くなったとは思えない"との街頭インタビューにVTRは国民の声を反映していないとブチ切れ。国のトップにあるまじき、見苦しいまでの感情爆発を見せました」(ベテラン政治記者)
首相の体調を憂慮し、今、首相官邸と公邸では防衛医官が24時間態勢で待機。定期的な点滴まで行っているという。
「"高転び(人気絶頂でボロを出す)"は、永田町権力者たちの常。そんな首相を見て好機到来と、ギンギンに勃起(ヤル気十分の永田町言葉)する人たちも出てきました」(前同)

それが、巷間、ポスト安倍有力候補と目されている石破茂地方創生担当相と、谷垣禎一幹事長の2人だ。
まずは、"安倍首相の永遠のライバル"石破氏。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「今回の総選挙でも、八面六臂の活躍でした。多いときには1日10か所と積極的に地方を行脚。ちなみに、地方を回る際、今回の総選挙を"アベノミクス選挙"とする首相と違い、"日本創生選挙"と命名して喧伝。これは、安倍首相に対するファイティングポーズそのもので、選挙後は、自分が主役になると明言しているも同然です」

ギスギスした関係も、むべなるかな。安倍首相と石破氏の間に存在する怨念の溝は深い。キッカケは、第1次安倍内閣時に行われた参議院選挙(2007年7月)。自民党は歴史的大敗を喫し、1955年の自民党結党以来、初めて参院第1党の座を明け渡した。惨敗後、安倍首相の追及の急先鋒に立ったのが、誰あろう石破氏だった。

同氏は、「私だったら、即座に(首相を)辞めて、落ちた人のところに謝って回る」「首相が退陣しなければ、自民党が終わってしまう」
と、最後通牒まで突きつけて退陣要求をしたのだ。
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