安倍晋三VS石破茂VS谷垣禎一「自民党ドロドロ主導権バトル」 (3/5ページ)

日刊大衆

以後、「安倍氏は蛇のように執念深く、一度恨みを買うと絶対に許してもらえない」との永田町定説どおり、石破敵視は執拗に続いた。
前出・ベテラン記者が、こう言う。
「石破氏と安倍氏が争った先の自民党総裁選(12年9月)では、石破氏が自民党地方票を総ナメ。安倍氏の心胆を寒からしめました。これ以降、安倍氏は石破氏を最大のライバルと断じ、その処遇には細心の注意を払うことになるんです」

進次郎に次ぐ石破の党内人気

第2次安倍内閣発足時(12年12月)、石破氏を幹事長職に就けたものの、選挙公認権や党資金の差配は大幅に制限。
また、第2次安倍改造内閣では、いつ成果が表れるともしれない地方創生担当相に配し、浮上の芽を摘み取った。
「安倍首相は、これで石破氏の手足を完全に縛ったとして、"もはやライバルではない"と一人、ニンマリでした」(安倍首相に近い自民党議員)
一方、一敗地にまみれた格好の石破氏だったが、ここにきて石破シンパ議員が集まる無派閥連絡会を結成。自身が顧問に就任して(10月)、名実ともに石破派を旗揚げ(=反安倍の狼煙)。決起の時を今や遅しと手ぐすねを引いている。

だが、ヤケを起こしているのではない。"確証"があるのだ。
「今回の選挙戦でも、石破氏は圧倒的な地方人気を見せました。自民党内で、遊説のオファーが一番多いのが小泉進次郎復興大臣政務官で、次が石破さん。愛想もいいし、喋りも立つ。しかもキャラが濃いから目立つ、ということでしょう」
と言うのは、自民党選対幹部。アベノミクスで潤う都市部&富裕層に反して、各地方&庶民層は、やはり石破シンパ。しかも、さらに勢力を伸ばしているというから驚くばかりだ。
「一方で、安倍首相は、"呼んでもないのに来る"とまで言われ、現場での評判は良くない。総裁選でまた両者がぶつかれば、石破さんが勝利する可能性も十分ありえますよ」(前同)

安倍首相、大ピンチ!
しかも敵は一人ではない。
かたや、谷垣禎一幹事長も、柔和な表情とは裏腹に、総理の座への執念を日増しに強めるばかりだという。
政治評論家の浅川博忠氏が言う。

「安倍晋三VS石破茂VS谷垣禎一「自民党ドロドロ主導権バトル」」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る