ひたすら騒げ!!【ベルリン】の年越し〝現地レポート〟
2015年が始まりました。 日本の静かな年越しと違い、ひたすら騒いで、花火打ち上げて、それはもう、全力で新年をお祝いしちゃうのが、ヨーロッパの年越し。 ベルリンも、もちろん例外ではありません。 クリスマス後、数日だけ急に寒くなり、降り積もった雪も、大晦日前に気温が上がり、年越しの頃には、すっかり雪の消えたベルリン。 一歩外に出れば、どこからでも花火は楽しめますが、今年は少々見晴らしのいい所で花火を楽しむべく、大きな橋の上で花火を堪能。 いえ、正直に言えば、花火を堪能。なんて可愛らしいものではありません。 縦横無尽に破裂する花火に、きょろきょろおののきながらの年越しです。 まぁ、いつもの事です はい。
橋の名前は、Modersohnbrücke。

旧東側に位置し、旧西側との境目に近いこの橋の下には、ベルリン中心地から郊外へと伸びる長い線路が何本も走り、日夜絶え間なく電車が行き交っています。
天気がよければ、テレビ塔を見る事が出来る橋ですが、年越しを待ち切れない人々の、気の早い花火の煙で、既に空はうっすら曇り空。
楽しみにしていたテレビ塔と花火のコラボは、叶わなかったのでした 残念。。。
車道だろうと、お構い無し。

交通規制のかかっていない橋の上で、時折通る車にお構い無しで、花火炸裂。
好き勝手に点火される花火の煙幕で、視界があっという間に真っ白に。。。
出典: youtube
橋の上の歩道部分は、いつの間にか身動き出来ない程、人が集まり、その状態で酔っぱらいながら、花火打ち上げ。
暗いし、寒いし、酔っぱらってるしで、集まっている人々のテンションは、最初から妙な方向へ。
雄叫びをあげながら、花火を振り回す人。
眼下を走る電車を狙って、ロケット花火を点火する人。
橋の欄干を狙って、花火を打つ人。
縦横無尽に飛び交う花火と、鼓膜が痛くなりそうな程響き合う爆音。
ちょっとでもぼんやりしていると、誰かの花火で火傷しそうなスリル。
乱痴気騒ぎ。という言葉がこれ程似合う場面、そうそうありません。
ホント、普通に危険。。。

午前0時を過ぎ、2015年へと年が変わると、花火はもちろんヒートアップ。
橋の欄干へ花火が当たれば、衝撃で橋は揺れ、破裂音は増幅、上から火の粉が降り、初体験だったら、かなりの恐怖心を感じる事間違い無し。
まるで映画のような、現実のひと時。

色とりどりの花火と煙幕で、視界がぼんやりと遮られる中、橋の上いっぱいに漂う煙幕の中を花火片手に歩き回る人々の姿は、さながら映画の中のワンシーン!!
乱痴気騒ぎのその後は。。。
午前1時頃までがピークの花火。
もちろん、その後も続きますが、数はぐっと少なくなります。
そして、その代わりに地面は至るところ、花火の残骸や、空の薬莢、割れたガラス瓶だらけ。
そして、そして、たまに血溜まり。。。
おそらく暴発した花火の巻き添えをくって出来たであろう不幸な血溜まり。
年越しの夜は、いつも以上に下も上も右も左もきょろきょろしながら歩かないと、うっかりいろんなモノを踏みつけちゃいます。
元旦。お馴染みの光景と言えば。。。

ベルリンの冬にしては珍しく、爽やかな青空とお日様が日没まで、しっかり出ていた元旦。
明るくなれば、数時間前の花火の残骸もしっかり目立ちます。
街中大掃除。それがベルリンの元旦。

一晩中吞み明かした人々が、疲れ果て眠る新年最初の1日。
すっかり汚くなったベルリンを、せっせと掃除してくれる人々。
これも、毎年お馴染みの光景です。
除夜の鐘も、初詣も、門松も、日本のような、厳かな年越しアイテムは、何一つ無いけれど、これはこれでそれなりに楽しい新年の迎え方。
たまには、賑やかな年越しをしてみたい貴方。
次の年越しは、ベルリンでいかがでしょう?