「パワーグローブ」をストップモーション映像の撮影機材に改造! (3/5ページ)
数字ボタンは便利な機能をプログラムすることができます。

自分用に細かい機能も追加
サイドにはワイヤーで伸び縮みするトウィーザー(毛抜き)が付いています。これは、パペットの細かな動きを調整する時に便利なのです。パワーグローブにマグネットをつけているので、ワイヤーが縮んだ後はしっかり固定されて邪魔になりません。
また、拳と拳を合わせると「Fucking Awsome!」という声がスピーカーから出るようになっています。ディレクターなんかがやってきて作品を褒めてくれた時に使うのです。
アニメーションを撮影していると、その世界に没頭してしまいます。ここの人はそれを「ゾーンに入る」と言っています。ステージは黒いカーテンで囲われ、撮影が終わるまでは完全に自分とパペットだけの空間になります。
より良いアニメーターになるためには肉体的苦痛にも耐えなくてはなりません。一日中立ちっぱなし、テーブルの上で腰を曲げ、無理な体勢を続けるということが1日10時間なんてことが普通です。体がギシギシと音を立てて痛む過酷な仕事です。時には1フレームの撮影に10分かかることもあるのです。

こうして出来上がっていくアニメーション
ひとつひとつの動きが自分が描いた通りになるのか、パペットを細かく動かし、それをチェックしなくてはいけません。うまくいっていると思ったら別のパペットを動かしていく...。そして思い通りの動きだと確認できたら、全キャラクターを一度に動かすのです。