【アニメキャラの魅力】全ては愛する者の為に!蟲に蝕まれる男「間桐雁夜」の魅力とは?『Fate/Zero』 (1/2ページ)
大人気ノベルゲーム『Fate/stay night』のスピンオフ作品である『Fate/Zero』。それは破滅の物語です。7人の魔術師がマスターとなり、それぞれがサーヴァントを召喚して争う聖杯戦争。勝者が願いを叶えられるこの戦いへと身を投じた者たちの死闘と悲劇が描かれています。
この悲劇に巻き込まれた一人であり、マスターでもある人物が今回ご紹介する「間桐雁夜」。彼は魔術の名門、間桐家の人間として登場します。一度は魔術の世界に背を向け、生家を飛び出した彼。しかし愛する者・大切な者を救う為、聖杯戦争に参戦した「間桐雁夜」とは、一体どんな人物なのでしょうか?
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■間桐家らしからぬ人柄。優しい雁夜おじさん
人を人とも思わぬ非道な間桐の魔術を嫌い、魔道から背を向けた人物。それが間桐雁夜です。家督を継がず、家を出てからは一般人として生きてきました。そこに、幼馴染である遠坂葵の娘、桜が間桐家へ養女に出された事を聞いた雁夜は気が気ではありません。「魔術師の妻となったときから一般的な家庭の幸せなど諦めていた」、そう語りながら目じりに涙を溜めている葵の姿を見て、雁夜は決意します。自分が聖杯を勝ち取り、引き換えに桜を解放させる事を。そして、当主であり父であり、人の領域を超えた存在である間桐臓硯に取引を持ちかけます。
一応は親子でありながら、父親を吸血鬼と吐き捨てる息子と、その息子を落伍者と罵る父。この緊迫した雰囲気は『Fate/Zero』の世界観によく合っています。死ぬ気かと問う臓硯に対し「まさか心配だとは言うまいな?お父さん」と皮肉めいた言葉を投げ返す雁夜。その姿には、幼馴染の娘を救おうという決意が見て取れ、非常に格好良いです。
■捨て身の覚悟。葵への哀しき宣言
刻印虫と呼ばれる、間桐特有の魔術で産まれた虫が存在します。この虫を体内に導入することで、雁夜は即席の魔術師と成りました。しかし短期間で行われた無茶な措置により、雁夜の肉体はボロボロに。体は一部麻痺しており、黒髪は白髪に、顔面は苦痛に歪んだ形で固まってしまいました。その様相たるや死人同然、ゾンビに近いものがあります。