お手軽&簡単!最新「認知症予防」 20のチェックリスト (4/4ページ)
「やはり最高の生きがいを感じるのは、愛する異性の存在でしょう。恋愛に年齢など関係ありません。どんどんトライしてみればいいんです。ネット、お見合いパーティなど、いくらでも方法はあります」(下村氏)
もちろん、異性関係だけではない。他人とのコミュニケーションをはかるため、地域活動に積極的に参加するのもよいだろう。
また、一番身近な家族の存在も重要だ。
「一人暮らし、あるいは近い将来、独居になりそうな場合は、それも認知症の危険因子になります。高齢になると、親の介護、配偶者や親しい友人の病気や死別……などに見舞われます。こうした負のストレスは認知症を招き、悪化させるのです」(羽生教授)
子どもや孫とは疎遠にならないようにしたい。
まずは楽に歩けるシューズを
最後に、【生活習慣】について触れておこう。
認知症予防に効果があるとされる代表的なものとしてはウォーキング、ジョギングなどの有酸素運動がある。なるべくエレベーターやエスカレーターを使わずに、1日平均8000歩、距離にして4キロは歩くことを目指したい。
羽生教授も、
「歩くのが苦手な人は、まず楽に歩ける靴を手に入れましょう。足に痛みが出ず、長時間歩けるウォーキングシューズを履くと、歩くことが辛くなくなります」
とアドバイスする。
一方、意外と言うべきか、生田博士によれば、筋トレなどの無酸素運動も重要だという。
「アメリカのラッシュ大学の研究によれば、筋肉の少ない高齢者ほどアルツハイマー病になりやすく、高齢者を筋肉量にしたがっていくつかの群に分けたところ、最低の群に比べ、最高の群はアルツハイマー病のリスクが61%も低かったそうです。テレビを見ながらのダンベル運動や腕立て伏せ、スクワットなどもお薦めです」
いずれにせよ、体を動かす"運動"が何よりも大事ということだ。
「認知症の人は症状を自覚しても、将来への不安などから診察を受けることに二の足を踏んでしまうケースが多い」(医療関係者)
という。だが、認知症の兆候は、本人よりも前に家族や同僚、友人が気づくことが多いそうだ。
初期段階での発見であれば治療により進行を抑えたり遅らせたりできる認知症。
健康な老後を迎えるために、今日から生活を見直しましょう!