どこまで通用する? 名古屋名物「モーニング」文化の境界線を追え (2/2ページ)
この地域ではごく一部を除いて当たり前のようです。
さらに郡上市北部の高鷲町の「喫茶ベアーズ」でも出てきましたが、ママから衝撃の一言が。「この辺りはあると思いますが、もう少し北に行くとなくなるかも」とのことで、ママの一言であっけなく境界線発見か!?とおもいきや、分かれ道に遭遇。
白川郷を富山方面に行く156号線よりも、高山市内に向かう方が喫茶店の数が多いのではないかと急遽158号線へ行くことに。
朝食は家で食べるもの高山市の最初のお店「喫茶ササユリ」では、見慣れたモーニングがでてきました。ママは名古屋の喫茶店で働いた経験から付けるようになったのだとか。
しかしこちらのお店のお客さんに伺うと、皆さん朝食は家で食べてきたとのこと。モーニングはお友達とおしゃべりするためのおやつなんだそうです。
高山市荘川近辺ではモーニングのあるお店とないお店が混在しており、いよいよ古い街並みに近い高山の観光地へ入ってきました。「あねさ茶や」と「ダ・ヴィンチ・リエ」の2軒連続でなく、ついに「喫茶津田屋」でも、出てきたのはコーヒーのみ。
津田屋の津田敏明さんによれば「観光客でも宿泊の方は、朝早くは来ません。この辺りは昔から住んでいる人ばかりなので、朝食は家で食べるのが当たり前なんです」とのこと。
よってモーニングの境界線は、最後に提供された高山市荘川の「喫茶りんりん」ということになりました。
朝食を喫茶店で食べる文化がない地域ではモーニングが必要ないのかもしれませんが、名古屋では家族でモーニングに行くことも珍しくありません。だからより一層が廃れないのですね。(ライター:神谷祐美)