「●●だから」の条件付けは逆効果!? 子どもがケンカをした時の親のNG行動とは (1/3ページ)
子ども同士仲良く遊んでいたはずなのに、気がつけばおもちゃを取り合ってケンカに!
そんな時、「躾のできるいいママと思われたい」「ママ友といい人間関係を保っていたい」という気持ちから、間に入って仲裁していませんか?
でも、そんな親の行為こそが子どもの社会性の芽を摘んでいることもあるんです。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者、立石美津子が子どもがおもちゃの取り合いをした時にしてはならないNG行動についてお伝えします。
■「お兄さんなんだから貸してあげなさい!」はNG
大人はつい、「お兄さんなんだから」「女の子なんだから」「もう●歳なんだから」と、条件付けをして子どもをコントロールしてしまいがちです。
でも、子どもは自ら選択して長男、長女として生まれてきたわけではありませんし、性別も好んで生まれてきたわけではありません。自分の努力では変えられないことを理由に「おもちゃを貸してあげなさい」と言われても納得しません。
たとえ言うことを聞いたように見えても、それは“ママが怖いから”従っているだけです。
「お兄ちゃんなんだから」と言われて弟になんでも譲るように指示され続けていると、上の子は「弟は自分の自由を奪う存在」だと思い、優しくなんてなれません。また、下の子は下の子で「自分は弟だからなんでも譲ってもらえるんだ」と勘違いするかもしれません。
筆者は現在保育園で5歳児に授業をしていますが、ある日、言うことを聞かない生徒とこんな会話になりました。
筆者「そんなことしていたら小学生になれないよ」
生徒「4月になれば自動的に小学校に上がれるよ」
6歳を迎えていれば4月から義務教育が始まる。そんなことは5歳児でもわかっています。脅しだと見透かされ、子どもの手のひらで踊らされてしまった筆者でした。
ここまで反発しなくても、年齢を理由に説得された子は理不尽な思いをしているはずです。
それでは、どうすれば理不尽な条件をつけずに 、おもちゃの取り合いに対処できるのでしょうか。