インスリンの分泌量を気にしてもダイエットには意味がない理由 (3/4ページ)
・体内の遊離脂肪酸の量は減る
この説が正しいなら、確かにいくらタンパク質を食べても太らなそうですが、実際のデータではイマイチ支持されてないんですよ。たとえば2008年には、参加者にタンパク質と脂肪の入ったドリンクを飲んでもらう実験(英文)が行われたんですが、確かにグルカゴンの分泌は増えたものの、体内の遊離脂肪酸の量は減っちゃった(=脂肪の分解量は下がっちゃった)んですね。
・中性脂肪を合成するもっとも重要なホルモン
こういった現象が起きるのは、ASPってホルモンが存在するから。ASPは「中性脂肪を合成するもっとも重要なホルモン」と呼ばれてまして、 結局のところ、インスリンが出ようが出まいが、脂肪を食べればちゃんと太るようにできているわけです。
・インスリンを減らしても体脂肪の減り方は変わらない
実際、インスリンの量と体重は関係ない!って研究は山ほどありまして、有名なのは2006年の実験(英文)。肥満ぎみの参加者33人を3つのグループにわけて、以下の3パターンのダイエットに挑戦してもらったんですね。
「糖質制限ダイエット」
「低脂肪ダイエット」
「高脂肪ダイエット」
もちろん、いずれの食事法も摂取カロリーはほぼ同じ量に調整されております。すると、8週間後の結果はこんな感じになりました。
糖質制限ダイエット 脂肪が4.5キロ減
低脂肪ダイエット 脂肪が4キロ減
高脂肪ダイエット 脂肪が4.4キロ減
まぁ、ほとんど差はありませんね。