日本全国「この火山が危ない!」警戒マップ (3/3ページ)

日刊大衆


08~10年にかけて小規模な噴火を繰り返し、11年1月に本格的なマグマ噴火を起こした際に、気象庁は噴火警戒レベルを「3」に引き上げたが、現在は「2」に格下げとなっている。それでも木村氏は、危険だというのだ。

なぜなのか、同氏が解説する。
「これらの火山は、噴火が少し収まったように見えても、火口底が上がったままで、下がっていません。これは、"マグマの頭が見えている状態"が続いているということなんです。ですから、この特徴が確認される火山は、いつ、何があっても不思議ではありません」
危険な火山を把握しておくのと同時に、知っておきたいのが、いざ噴火した際に身を守る術だ。防災ジャーナリストは言う。
「火山からの距離や、どのような噴火なのかによっても対処法は変わりますが、あふれ出る溶岩から逃げるという特殊な状況でなければ、ヘルメット、ゴーグル、防塵マスクは必須となります」

この3つを完備しているという人は少ないだろうが、その重要性を次のように続ける。
「御嶽山噴火に被災した人でも、ヘルメットをかぶるなど頭部を守った人のほうが、命が助かっている確率は高かったんです。また、噴煙や火山灰によって目や呼吸器をやられてしまえば、そもそも逃げることができなくなります。頭部を守ると同時に、視界と呼吸を確保することは徹底してほしいですね」

今回、指摘した場所以外にも、地下でマグマが妖しくうごめいている火山は存在する。
いざという時に慌てないため、そして何より自分の命を守るために噴火への知識を深め、万全な対策をしておきたい。
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