日本全国「この火山が危ない!」警戒マップ (2/3ページ)

日刊大衆

木村名誉教授は、昨年の御嶽山の噴火予想を〈2013年±4年〉とし、的中させたスペシャリストだ。
木村氏が指摘する、いつ噴火してもおかしくない危険火山は、富士山、浅間山、御嶽山、阿蘇山、霧島山、桜島、伊豆大島三原山の7つだが、その中で最も危機的状況にあるというのが、富士山だという。
噴火から身を守る3アイテム

地図を見ればわかるとおり、富士山は3つのプレートの接合点に近く、地震との関連が特に懸念される山。
なんと、木村氏はかねてから〈2014年±5年〉に噴火すると予測してきた。
「前回の噴火から300年という周期の問題もありますが、富士山の下の火山性地震活動が活発化し、いろいろな兆候が出ているんです」(木村氏)

記録としては最も新しい江戸時代の1707年に起きた宝永の大噴火では、江戸の町が日中でも暗くなるほどの火山灰が降り注ぎ、甚大な被害を発生させた。
内閣府が2006年にまとめた「災害教訓の継承に関する専門調査会報告書」は、この宝永噴火を想定して、富士山噴火の被害総額を1兆2000億~2兆5000億円と推定、日本経済に決定的なダメージを与えるとしている。

しかし、木村氏は、予想される富士山噴火が「宝永型」になるとは限らないと予測する。
「宝永噴火より前の860年代に『貞観の噴火』がありました。宝永噴火は、山頂から見て南西側部分が噴火したのに対し、貞観噴火は北東側から溶岩を吹き出すタイプ。私の研究では、次回の噴火は、どうも貞観型ではないかと思われるんです」
国や自治体は万が一の準備を進めているが、想定から外れる噴火が起きたとしたら、最悪の事態もありうるだろう。

また、先に述べたように昨年、甚大な被害をもたらした御嶽山についても、木村氏は「あれで噴火活動が終わったのではない」と警鐘を鳴らす。
「昨年の噴火は、あくまでも前兆です。これから本格的な噴火が起こる可能性が高いので、注意が必要でしょう」
噴火はすでに収まったとして、付近のスキー場も今年2月に再開されているが、決して油断できない。
また、一時の活発化した状態から、小康状態になったとされる火山は、霧島山も同様だ。

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