入社式に来ない? “手ごわい”さとり世代新入社員との付き合い方 (1/3ページ)

新刊JP

『さとり世代のトリセツ』著者の喜多野さん
『さとり世代のトリセツ』著者の喜多野さん

 4月に入り、大学を卒業したての新入社員たちが入社してきた会社も多いだろう。
 世代が違えば、価値観も違うもの。自分たちの世代の考えでは考えられないような言動を取られることもあるはず。
 そんな彼らをどのように戦力にしていけばいいのだろうか?

 小中高校対象の個別指導塾を経営する喜多野正之さんは、子どもや若者たちと普段から接する中で培った「さとり世代」との付き合い方を『さとり世代のトリセツ』(秀和システム/刊)という一冊の本にまとめた。
 読めば「みんな同じように苦労しているんだな」と思うという本書。「さとり世代」に見受けられる87の行動を取り上げ、その対処方法が書かれているので、上司・先輩や人事担当者は一読すべきだろう。

 今回、新刊JPは喜多野さんにインタビューを行い、本書についてお話をうかがった。
(新刊JP編集部)

■ “手ごわい”さとり世代新入社員、どうすればいい?

――『さとり世代のトリセツ』についてお話を伺いたいと思います。まずは、「さとり世代」に見られる特徴についてお聞かせ下さい。

喜多野:本著で取り上げている「さとり世代」とは、「ゆとり教育」を受けてきた世代で、概ね今年28歳前後を先頭にする世代のことです。私は学習塾を12年前に開業した時の生徒たちが、この先頭の年代に該当するのですが、まず「気力が無い」「感動が無い」「諦めが早い」という傾向にあります。
また、「ゆとり教育」の元での学習量は、教科書ベースで言えば、受験戦争と呼ばれていた全盛時(昭和46-48年生まれ)の半分くらいにまで減少しました。
このように「勉強しなくてもいい」傾向があったと思います。だから、何かを成し遂げるにあたって、遠回りの努力も必要になるものですが、彼らはそういったことをしないんです。

――常に最短距離で行こうと考えているのですか?

喜多野:ラクをしたいという傾向は伺えるのですが、最短距離で行こうとするワケでもなさそうで、結局は何もしてないんですよ。

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