都構想で「西成」の地名が消える? 大阪No.1ディープ地域の今後は (5/5ページ)

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飛田の最大の特徴は、短時間でたくさん稼げること」
「しかし最近、ホテヘルのバック率が上がっており、そちらに女の子が流れているのです」
「スカウトマンの私からすれば、飛田とホテヘル、女の子を送り込む先が二つに増えたようなものですから、うれしいといえばうれしい。一方で、100年近い歴史を持つこの街が、このまま衰退していくのではないか、という危機感を持っているのも事実です」
「この危機を乗り越えるために必要なのは、親方の営業努力だと私は考えています」

ちなみに飛田遊郭ができたときの住所は「東成郡」だった。1925年に住吉区となったが、1943年の区境調整で西成区へ移る。同じく編入された天下茶屋は大阪の下町らしい雰囲気だ。このように、西成といっても多様な顔がある。

西成が官庁街に?

大阪都構想が実現した場合、西成はどうなるのか。

大阪維新の会の公式サイトによると、大阪市は5つの特別区に再編される。西成は中央・天王寺・西・浪速と一緒になり、新「中央区」を構成する。

「大阪都構想」のトップページ(大阪維新の会公式サイトより)
「大阪都構想」のトップページ(大阪維新の会公式サイトより)

その中長期目標には次のように記されている。

「西成地区の官庁街化
・西成地区を行政の中心に生まれ変わらせます」

橋下市長は西成を若い世代も安心して住めるような町にすると宣言している。

4月12日に投開票が実施された大阪府議選で、大阪維新の会は第1党の座を維持したものの、過半数割れとなった。
大正区および西成区選挙区は、定数2に対し4人が立候補し、大阪維新の会と公明が議席を分け合った。都構想に反対する自民と共産の候補2人は落選したが、住民投票は果たして――。

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