首相官邸ドローン墜落事件の深層...3年前に予期されていた「放射能テロ」 (3/4ページ)

東京ブレイキングニュース

●汚染された物質を燃やすだけで純度の高い放射性物質になる?

 平山氏が危惧していた「放射性廃棄物を精製すれば、純度の高い放射性物質が抽出でき、それをテロに使える」という点について、ではどれだけ純度の高い精製が可能なのかというと、これが非常に恐ろしい結論になる。

「焼却灰というのは当然焼却炉から出て来るのですが、燃やす物に放射性物質が含まれていると、燃やされる前は体積が大きいのでそれほどのベクレル数はないのですが、燃やすと体積が100~200分の1の灰になり、凝縮された放射性廃棄物になってしまいます。コンパクトになって減量が出来るのはいいのですが、結果的に放射線量は膨大に上がります。」

 なんと通常のごみ処理のように汚染された物質を燃やすだけで、純度の高い放射性物質になってしまうのだ。 さらに、この勉強会を開いた段階でEARTHSHIELDは汚染された焼却灰に含まれる放射性物質を、1日で92%ほど低減させる技術を編み出していた。 さらに10日ほどかければ "ほぼ0%" にする事も可能だという。 という事は、ほぼ汚染されていない焼却灰と、ほぼ100%に近い純度の放射性物質とに分けられるという事である。これが3年前の時点での最先端技術だったので、今ではさらに進歩していると考えるべきだろう。

 そうした技術によって生み出された高純度の放射性物質が間違って世に出回れば、果たしてどうなるだろうか。 政府が意味の解らない隠蔽を繰り返したお陰で、人目につかない場所で「放射能テロやり放題」 な土壌が生まれていたのである。この件については、見て見ぬふりをすれば事態が良化する訳ではない。放射能汚染された汚泥や焼却灰の問題は、国民に広く伝え注意喚起し、また国家が責任を以って徹底管理すべき事案であろう。

 これは最悪の予測になるが、例えば豊富な資金力を持つ暴力団などが、ハナからテロ(恐喝)や売買目的で放射性物質の濃縮技術を手にしたらどうなるだろうか。高純度のセシウムの結晶など、試薬として出回っている固定線源の価格を元に考えたら覚醒剤のような高値で取り引きされ兼ねない代物だ。それを元にすれば力のない国家であっても恫喝外交が可能になるのだから、世界中に放射能テロの種を撒く結果にもなる。

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