首相官邸ドローン墜落事件の深層...3年前に予期されていた「放射能テロ」 (1/4ページ)

東京ブレイキングニュース

首相官邸ドローン墜落事件の深層...3年前に予期されていた「放射能テロ」
首相官邸ドローン墜落事件の深層...3年前に予期されていた「放射能テロ」

 首相官邸に墜落したドローンから放射能が検出されたと大騒ぎになっている。当初は事故の線も考えられていたが、放射能マークの付いたドローンが搭載していたペットボトルから本当に放射線が検出された事で、この事件は政府の原発対策などに反対するテロであるとほぼ断定された格好だ。

 ここで問題となるのが、犯人はどこで放射性物質を入手したのかという点で、今回検出された放射線は福島原発と同じセシウム由来であると結論づけられている。したがって、福島原発の事故により汚染された土や泥などをペットボトルに入れて飛ばしたのではないかと言われているのだが、単に汚泥を詰めただけでは今回のような数値にはならない。仮に本当に福島原発から飛び散ったセシウムを利用したならば、何らかの方法で "抽出・濃縮" が行われているはずだ。

●3年前に福島県の除染業者が「放射能テロ」の可能性を指摘

 実はこの "抽出・濃縮" という点について、今から3年も前に「テロに使われる可能性も考えないといけない」と指摘していた専門家がいる。今からちょうど3年前に、私の所属する勉強会が被災地支援活動の中で知り合った福島県の除染業者を講師にお迎えし、福島県内での除染作業の状況や、放射能測定・除染の最新技術を教えていただいた。

※参考記事 当時のレポート

福島県での除染活動および放射能問題について(涼風会第34回勉強会)前編

福島県での除染活動および放射能問題について(涼風会第34回勉強会)後編

 余談になるが、なぜEARTHSHIELDの持つ技術が世界でもトップレベルと言い切れるかというと答えは簡単だ。 人類の歴史の中で、福島原発の事故と同規模の深刻な放射能事故が起きた例は、強いて言えばチェルノブイリ程度しかない。さらに政府の対応の遅れやつまらない隠蔽のせいで、民間企業レベルでどうにかしなければならなくなった例となると、そんなバカな話は他に見当たらない。EARTHSHIELDを含め、除染活動を続けている企業は先人の知恵もへったくれもない状況下で戦って来たのだから、経験・知識の蓄積と、それによって編み出された技術レベルの高さは世界一と断言していい。

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