首相官邸ドローン墜落事件の深層...3年前に予期されていた「放射能テロ」 (2/4ページ)

東京ブレイキングニュース

しかも、彼らは金儲けの為ではなく「自分や家族や仲間達が健康に暮らせるように」といった動機で、国が何もしてくれないから、自分達で死に物狂いになって放射能測定や除染活動をして来たのである。

 本題に戻るが、この2年前の勉強会で講師の平山氏はこう述べている。

「これは今後の課題になると思うんですけれども、産業廃棄物にはトレーサビリティ(追跡可能性)が求められます。二次被害三次被害を無くすために大事なのは、「ここから取って来た放射性物質をどこに持って行ったのか?」がはっきり解るようにしておく事です。我々が考えているのは、道路も10平方メートルごとにナンバリングをし、そこから集めた物を全てタンクの中に入れます。それをタンクから出して圧縮してバケツ等に入れて保管するんですが、移動した放射性物質が今どこにあるかがすぐ解るように管理します。今ならばバーコード等を使えばすぐ出来ますから、そういったところまで考慮して取り組んで行かねばならないだろうと考えています。」

 なぜトレーサビリティが必要かと言うと、まず頭に浮かぶのは「二次的な汚染を防ぐため」といったところだろう。 しかし平山氏は3年前の段階でこう指摘していた。

「そんな酔狂な人は日本人にはあまりいないと思いますが、仮置き場にある廃棄物は、全て放射性物質を含んでいます。なので、これらをさらに精製すると、セシウム134・137等が入っている純度の高い放射性物資になります。これが何に使えるかというと、いわゆるテロに使えるのです。例えば誰か弱らせたり殺したりしたい人がいた場合に、相手の玄関先にでも強烈な放射線が出る物を置いておけば、1年後には間違いなくガンになっているでしょうから、何の証拠も残さずテロができると。また他にも『こういう物を持っていますよ、浄水場に投げ込みますよ』と言うだけでテロや脅迫ができます。この『不法投棄される』『不法に持ち去られる』という2つの問題から考えても、『ここから取って来た放射性物質がどこにあって、それをどこで始末したか?』というトレーサビリティが出来てないと、これまでの産廃業界にあった不法投棄の問題とは全然違った問題や事故が起きるのではないかと、非常に危惧しているところです。

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