日本最大級の太陽光発電所からみる「エネルギーの将来」 (3/5ページ)

FUTURUS

通常の太陽光発電所であれば、一番太陽光を受けやすい角度、10度ほどで設置する。しかし、積雪の恐れがある北海道ではパネル上に雪が積もってしまうため、ここでは30度で設置。また、架台の高さも積雪を考慮し地面からパネルの下辺までを1mと高くしている。

また、作業面でも従来とは違う部分があるようだ。

広大な敷地での作業ということで、現場の管理には細心の注意を払っています。ピーク時には450人の作業員がいるため、管理者を30人ほど配置しています

こう語るのは施工を担当する、東芝の電力流通システム事業部フィールド・建設技術部太陽光発電システム担当の福本章氏だ。

泥炭地ということで地盤が軟弱なため、地盤を改良して強度を高めています。また、通常より杭を長くして、その周りをコンクリートで固めるといった工夫もしています

とも福本氏は説明した。

また、1月から3月中旬までは休工期間にするなど、積雪地域ならではの施工管理を実践しているそうだ。

実際に建設中の敷地内を案内してもらったが、あまりにも広く全貌をつかむことが難しい。この全体の施工管理をするというのは予想以上に苦労するだろう。

※建設中の敷地内。どこまでもソーラーパネルが並ぶ様子は壮観

取材に訪れた3月下旬の時点で、すでに約35万枚のパネルの取り付けが完了。パネルのユニットごとにシリアルナンバーがあり、それをiPadで管理している。一方でまだ基礎工事をしている工区もあった。

工事自体は順調に進んでおり、このままいけば2015年6月には北海道電力との系統連系が始まり、送電テストを開始。12月には正式稼働となる予定だ。


■ 太陽光発電所と地域との関係性

太陽光発電所の建設は、技術的な問題ももちろんだが、地域との関係性を築くことも重要なポイントだ。SBエナジーは、太陽光発電所の建設地域に対して、環境教育を提供することで地域貢献をしている。

「日本最大級の太陽光発電所からみる「エネルギーの将来」」のページです。デイリーニュースオンラインは、ネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る