日本最大級の太陽光発電所からみる「エネルギーの将来」 (4/5ページ)

FUTURUS

安平町では、地元の小学校にiPadを使って“未来のエネルギーを見つけよう”というテーマで授業を展開。これが地元の子どもたちにも大好評のようだ。

浅野氏は説明する。

ただ単に太陽光発電の仕組みを学ぶ普通の知識教育ではなく、子どもたちが主体的に創造的に未来のエネルギーを考えるプログラムになっています。子どもたちに身近なものから未来のエネルギーになりうるものを、五感で感じて見つけたものの写真をiPadで撮ってきてもらうのですが、人の笑顔や靴の臭いといったものが出てきて(笑)。ただ、我々が子どものころは太陽光や風などの身近なものからの発電がこれほど普及するなんて考えもしなかった。だから、いま子どもたちが身近なものでエネルギーになると考えたものは将来実現する可能性が多分にあると思っています

※北海道安平町立早来小学校での環境教育の様子(提供:SBエナジー)

この授業は2014年度に2回行われ、すでに2015年度も決定している。

安平町もこのソーラーパークには大きな期待を寄せる。安平町のまちづくり推進課主幹、渡邉匡人氏はこう語る。

契約期間は20年。SBエナジーと長い付き合いになりますので、安平町としても連携しながらいろいろやっていきたいと考えています。環境教育はもちろんですが、観光資源としても活用していきたい。安平町には4つの地域がありますが、その主要な観光スポットとして組み込ませていただいて。完成後には見学会などもできるようにしたいなと思っています。そこで、地元の人が説明員として働けるようになれば、地域の雇用活性化にもなります

現在、安平町の各所に道の駅を建設する計画(追分地区)があり、遠浅地区の観光回遊資源に『ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク』も観光スポットの1つとしてその計画に含まれている。問題は、広大な敷地を一望できるスポットを探すこと。これも安平町とSBエナジーが協力して考えていくことになるだろう。ソーラーパークが完成してからも、両者の良好な関係性は続いていくはずだ。

「日本最大級の太陽光発電所からみる「エネルギーの将来」」のページです。デイリーニュースオンラインは、ネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る