自信のない日常でも、見せていく勝負をしたい【劔樹人INTERVIEW】 (4/6ページ)

タブロイド

でもやっぱりちゃんとした社会人だと、ある年代になったら「結婚しなきゃ」って思わされる環境みたいのもあるわけですよね。僕の生きてる環境からすると、「焦る必要あるんかなあ?」って感じなんですけどね。ちょっと環境が変わると、結婚しなくて当たり前みたいになるんで、気にしなくていいと思うんですよ。僕はたまたま、奥さんもああいう生き方だから結婚できたようなもんで、一般の女の子からだったら、選ばれなかったと思うんですよね。そう思うと運がよかっただけで。

――結婚してよかったことはありますか?

嫁の顔を見せるという親孝行ができたとは思います。僕ね、小さいころ、勉強できる子だったんですよ。よくある話ですけど、子どものことはいろんなことに興味があって抜群に記憶力がよくて、将来どんな天才になるんだろうって期待されてたんですけど、成長するにつれてそういう能力は薄れて行ってこの通りですよ。どうしようもないボンクラになって30も過ぎてしまったので、嫁の顔を見せることができたことが人生で一番の孝行に思えていまして、それだけはよかったなって。

なんせ、ずっとなんの仕事してんのか分かんないような感じでしたから。結婚に関してもほぼ諦めてたような時期もあったわけだし、僕も杉作さん(杉作J太郎)みたいになるんだろうなって思ってました。仲間たちと好きなことして、年取ったら若い男たちと集まって。でも、そういう風になるためには、ちゃんと見聞も広げなきゃいけないし、人間を惹きつける魅力もつけていかないといけない。いろんな出来事に直面しないとそういう魅力って身につかないじゃないですか? だから、今いろいろ苦労しなきゃいけないんじゃないかっていうのは常に思ってますね。初対面の人に会ったとき、心に残る話の一つでもしてあげたいですから。ただぼーっと生きてたら何も話せることなんてないですからね。

自信のない自分の生き様でも見せていかなきゃいけない

――以前から杉作ファンを公言してらっしゃいますが、杉作さんの魅力ってなんでしょう?

生き様ですね。もしかして、自分はそうなりたくはないけど、自分がなれないようなものを見せてくれてるっていうことかもしれないですね。

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